仏教とヒンズー教とが共存する国、カンボジアへ その2

夏期休暇があったりして、ブログの更新がまちまちになってしまっております。ご了承下さい。

さて、カンボジア旅行のその2。
2日目は、日本語ガイドをお願いして車もチャーターで終日遺跡巡りです。アンコールワットやアンコールトムの遺跡に行くには、「アンコールパス」が必要です。チケット販売センターにはありとあらゆる国からの人たちでごった返しています。私は3日かけて遺跡巡りをするつもりだったので3daysチケット($62)を購入しました。2日券はありませんが、1日券もあります。

blog_2018-08-18-13.00.45.jpg写真も撮られて印刷されるのですが、なんかよくわからないくらいのいい加減な写真です。それから、これから行かれる方は、日本製の首から提げられるチケットホルダーを持っていくといいですよ。現地でも1ドルで買えるのですが、すぐに壊れてしまいましたから。

さて、いよいよ遺跡訪問。アンコールワットはあとにして、まずは、その奧にあるアンコールトムへ。こちらへは外堀に面した南門から入っていきます。

blog_MG_0404.jpgそして続いてバイヨン寺院へ。

blog_MG_0406.jpgこの遺跡の特徴は、有名な大きな觀音菩薩の顔らしき彫刻が、いくつもの塔の四方に施されています。

blog_MG_0434.jpgヒンズー教寺院のアンコールワットに対して、このバイヨンはもともと大乗仏教寺院として建立されたそうで、アンコール王朝中興のジャヤーヴァルマン7世が建立を始めたとも伝えられていますが、後に、ヒンズー教が入ってきたため、仏教的な彫刻は削りとられた形跡があります。

blog_MG_0415.jpgガイドのコーさんが教えてくれた、この写真ポイントは、3つのお顔が見える場所。

じつはコーさんの話す日本語の半分くらい、仰っていることが分からなかったので、戻ってからやガイドブックから改めて知識を仕入れている始末です(笑)。でも、コーさんは、日本語の先生から3ヶ月ならっただけで、あとは実地で勉強したとのこと。もちろん日本にも渡ったことはないそうですから、何年もならってもいい加減な英語の私なんかと比べたら大したものです。

いきなり圧倒的かつ柔和な観音様の尊顔に出会え、とてもいい気持ちになったのです。

つづく