仏教とヒンズー教とが共存する国、カンボジアへ その4(タ・プローム)

 

blog_MG_0536.jpgカンボジア遺跡巡拝の旅、その4。といってもその2からまだ半日も経っていません。
アンコールトムの宮殿あとあたりから、ふたたび車に乗ってアンコールトムの東門(勝者の門)を出て5分ほど走ったあたりにあるタ・プローム寺院へ。

blog_MG_0528.jpgカンボジアを訪ねたことのない方でも、こんな写真は見たことがある方が多いかも知れません。遺跡に絡みついたガジュマルの木の根っこが印象的ですね。

blog_MG_0526.jpgblog_MG_0523.jpgといった風に、1本だけではなく、何本もの大きなガジュマルの木が、その根を遺跡の上に伸ばしています。樹齢は200~300年だということです。観る方にとっては、印象的で面白いのですが、遺跡を保存する側からいうと、木が遺跡を傷めているということになりますね。
タ・プローム遺跡の修復を担当しているのはインド。インドは当初、遺跡修復のためにこのガジュマルを排除しよう考えたらしいですが、逆にガジュマルが遺跡を支えている可能性もあるようです。

アンジェリーナ・ジョリーが主演した映画「トゥーム・レイダー」はアンコールワットが舞台になっていますが、この遺跡も出てきました。

つづく