パリ市を中心に実施されているジャポニスム2018。日本とフランス両国の協力により、日本の文化をフランスで紹介するイベントが長期に亘り行なわれています。
日本文化会館
禅文化研究所が企画する「禅文化週間」(2018年10月2日~6日)がありました。会場となっているエッフェル塔のすぐ近くにある日本文化会館では、臨済禅の教えを紹介するビデオ上映や、禅の修行や儀式、禅の文化などの写真パネルを展示しました。
映像や写真を熱心に、繰り返し観ておられるような方もあり、どの企画も大盛況のようで、フランス人の禅への関心の高さが窺えます。
また10月4日からは、坐禅会や、禅語をなぞって筆で書く写禅語といった体験型イベントも始まりました。現地に飛んでいるスタッフからの情報では、体験にも積極的に参加される方がおおく、写禅語は1回15名定員のところ、児童20名以上の申し込みがあったらしく、急遽、別会場で対応したりしたとのこと。
坐禅会もすべて予約で定員に達したようです。
最終日の10月7日には、横田南嶺円覚寺派管長による記念講演が、エスパス・カルダンにて行なわれました。
パリっ子には、日本の臨済禅がどんな風に捉えられたでしょうか。