大好きなミュージアムの夏季展示が始まったので足を運んだ。
「いにしえのほほえみ -地中海から東アジア・日本まで-」 7/14(土)~8/19(日)
この美術館、季節ごとの素晴らしい展示と共に、信楽の四季の恵みを体感できるのも気に入っている。
都会とは違う美味しい山の空気が味わえるのだ。
今回の展示は、地中海・オリエント・中央アジア・南アジア・東アジア・日本と、地域ごとのいにしえのほほえみ像のお目見え。
こういった像に見られる最も古いほほえみは、2600年ほど前のギリシアのものだとか(いわゆる、アルカイックスマイル)。
ギリシアを旅すると、ゆったりとしたほほえみを湛えた像にたくさん出会うが、それが時間と場所を経て、日本の仏像などのほほえみにまで到達する軌跡を、この展示で辿る事ができた気がする。
古今東西、和顔は絶やしてはならないものなのだ。
*夏休みには子供向けの企画などもある模様。 子供たちが、美しい自然、それに溶け込む建築、そして人間が生み出した各国の文化に触れられる素晴らしい機会だ。