もう師走、早いものですね。特に今年はまだそれほど寒くもなく、木枯らしも吹いてないところも多いので、なかなか実感がわきません。
それでも全国の僧堂の多くは恒例通り、12/1から12/8の明け方まで雲水殺しの異名をもつ臘八大攝心の真っ最中。各僧堂の雲衲さんたちも、自らと凌ぎを削っている事でしょう。どうかよき所得がありますよう祈念しています。
さて、制作していた頃はまだ夏でしたので早すぎるかと思いご案内を躊躇していたのですが、そのうちにご紹介を失念していました、来年のカレンダー「2019 禅語こよみ」。
今回は東京湯島の鱗祥院さま所蔵品をデジタルアーカイブ調査の成果から制作いたしました。
表紙には、鱗祥院と言えば当然とも言うべく春日局像を使わせていただき、各月の書画もすばらしいものばかりです。
2月の画面「涅槃図」(池田幽石筆/江戸時代・貞享2年〈1685〉)
6月の画面「十六羅漢図」(南北朝時代〈14世紀〉16幅の内の1)
まだカレンダーを用意されていない皆さん、平成最後の禅語カレンダー「2019 禅語こよみ」を是非お手元にもどうぞ。年始年末のご挨拶用などにお気軽にお使い頂けます。100部以上のご購入の場合は、寺名・社名等の刷込印刷をサービスいたします。ご注文はこちらから。