サンガセミナー 2019 「ピラティス」講座と「シヴァナンダヨガ」講座

 

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昨日9月8日(日)に、今年度のサンガセミナー第2回として、午前中に「ピラティス」講座、午後には「シヴァナンダヨガ」講座を開催しました。

会場は、大本山南禅寺の宿坊である「南禅会館」。数年前に建て替えられたこの新しくきれいな施設の大広間(礼拝堂)を南禅寺様にご無理を申して会場にお借りしました。

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午前中は溝渕真理子先生による「ピラティス講座」。ピラティスはヨガとよく似ているように思いますが、第一次世界大戦の後に戦争で怪我をした人たちのリハビリのためにできあがったという、西洋発祥のトレーニング。FTPピラティスマスタートレーナーである溝渕先生は、普段、プライベートレッスンなどしか教えられていないので、とてもレアな講座だったのですが、残念なことに受講者が4名。しかし午後のヨガの講座も合わせて受講いただける佐賀県からの受講者(男性僧侶)もおられますので、研究所のスタッフ2名も含めて開講させていただきました。
真面目に受講してしまったので、あまり写真がありません。
テニスボールを使っての筋膜リリースからはじまり、ピラティスの基本的なトレーニングをご教授頂きました。このテニスボールを使った筋膜リリースはとても気持ちよく、さっそくテニスボールを手に入れて毎日やっていきたいものでした。またヨガと違うととくに感じたのは、呼吸の吐く息。ため息のようにふっと吐ききり、そこで動作していくことでした。

会館の食堂をお借りして、受講者が感想などを歓談しながら昼食をとったあとは、午後1時から「シヴァナンダヨガ講座」。

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担当頂くのは神戸からお越し頂いたシヴァナンダヨガ正式指導者である柴本はるな先生。最初にシヴァナンダヨガの美しいマントラを歌うように唱えていただいた(動画はこちらから)あと、定型とされているいくつものアーサナ(ポーズ)を作っていきます。

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普通のヨガと違って、一つのアーサナを終えると必ずシャバーサナという仰向けに安らぐアーサナが入ること、そして、その終わりに「aum」という真言が毎回入るのが特徴でした。太陽礼拝などよく知られているアーサナもありましたが、中に3つくらいとても難しいアーサナがあり、私はもちろんのこと、かなり苦労している受講者の方もおられました。
午前中の講師である溝渕真理子先生も御希望され受講されたのですが、それでも難しいアーサナがあり、おもわず「ヨガはきつーい」との言葉も聞こえていました。

最後には全員で記念写真をということで、気持ちよく終えられたレッスンに感謝して合掌でおわりました。

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すでに腹筋がピリピリといたんでおりますが、身体に気持ちいい一日でした。

次の第3回は10月1日に開催する「禅の建築講座 -八坂の塔と建仁寺-」です。かなりお申し込みをいただいていますが、まだ少しは今からでもお申し込み可能です。