臨黄合議所移動理事会 於・大本山佛通寺

 

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巨蟒橋(きょもうきょう)を渉る各本山の御重役

昨日、10月10日に、臨済宗黄檗宗連合各派合議所の移動理事会が、広島県三原市にある大本山佛通寺にて開催され、事務局として参加してきました。
移動理事会は二年に一度、京都府以外の臨黄の本山が順番に受けて下さるもので、前回は富山の大本山国泰寺でした。各派総長様はじめ、各部長が集まり、それぞれの部会にて検討事項を会議します。

さて、佛通寺は深山幽谷といってもいい三原市の奥地にあり、各本山の御重役に福山駅に集合していただいて、バス2台で佛通寺に向かいました。佛通寺には初めて来たという方も多いようで、新鮮な空気を味わいながら境内に入りました。

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本堂から望むと、谷向かいには、朱色の多宝塔が見え、その奥には勧請開山大通禅師(愚中周及禅師)と開山佛通禅師(即休契了禅師)の木像が祀られる開山堂などがあります。

b_MG_0644.jpg到着してすぐに方丈にて、各本山の開山様に対して読経し回向をしました。その後、各部会に分かれて会議をいたしました。お互いに情報交換し、各本山はもとより宗門全体の運営について毎回学ぶことが多いように思われます。

20191010_153853.jpg分科会の後、また一同に会してそれぞれの分科会の報告がなされ、会議は終了。その後、福山市のホテルに移動して和やかに懇親会を終え、宿泊となった次第です。

二年後の移動理事会は滋賀県の大本山永源寺で行なわれることになります。