aw06 思考の輪郭/エステル・ストッカー
瀬戸内国際芸術祭2019の秋季のブログの続きです。
初日は本島だけで時間切れ。二日目は、須田港から粟島と高見島をめぐりました。
乗船予定の船の時間にあわせて須田港に向かったものの、港に着いてみたら、芸術祭来場者用の駐車場は5km以上も離れた場所にあるとのことで、そこからのシャトルバスを利用するようにとのこと。予定していた船に乗れず1時間以上またなければいけないということになったのですが、人も多いとのことで臨時の船があると朗報。無駄に時間を過ごさずにすみましたが、これからはもっとリサーチが必要ですね。
粟島につくと、まずはレンタサイクルを借りました。これは昨日の失策をカバーしての行動です。笑
元気な内にちょっと坂道を登って、まずは廃園担った幼稚園と、その隣のこれまた廃校になった小学校へ。幼稚園での作品が上の「思考の輪郭」でした。そして、隣の小学校。結果的に私はこの小学校の一連の作品が心に残ったので、今回はこの小学校の展示のご紹介を。
学校内に入ると、廃校になる前の子供達の賑やかな声がスピーカーからずっと聞こえています。でも校内には子供の姿はありません。
そして、懐かしさを覚える理科室。
音楽室には、この学校の校歌の楽譜が置かれたピアノがあり、来場者がときおり、その譜面をみて演奏されたりもしています。
屋上にもあがってみることができるというので、階段をあがってみると、瀬戸内がみえる絶景。と、なにやら壁に書かれています。
「もしわすれたいなら、そうすればいい。覚えておきたいのなら、それは高くつくだろう」と。他の壁にも別の言葉が書かれていて、どういう意味なのだろうと考えながらこの後の展示を見て回った私でした。なんか外国語を和訳したような文言ですが……。
ちょっと中途半端ですが、今回は余韻を残してこの辺で……。