背丈が2mもあろうかと思われる巨大な薊(あざみ)です。夏によく見られます。
朝鮮あざみ、またの名をアーティチョーク(こちらの方が知られているかもしれません)。
濃縮エキスやハーブティー、サプリメントなどもあり、健康食品として売られています。
イタリアンやフレンチレストランで使われているのをご覧になる機会もあるでしょう。
コレステロール値を正常にする事から、ヨーロッパでは薬草として用いられてきたようです。
食用としては、花の付け根の膨らんだ蕾部分を用います。
個性的な花束を作ってくれる花屋さんなどでは、花材としてもたまにみかけます。
はてさて、最初にこの蕾を食べたのは如何なる人物でしょうか。
私から見ると、薊とはとげとげしく、少しおどろおどろしく、野の花として小さな種類の物を生けるのはよしとして、食べようとは…。先人に感謝です。