季刊「禅文化」256号発刊のご案内

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画像提供:両足院

 

今回は、栄西の法脈「黄龍派」を受け継ぐ建仁寺塔頭・両足院を特集しております。

五山文学最高峰の寺院のひとつとされ、多数の高僧を輩出してきた同院には価値ある五山文学の資料が数多く残りますが、これまで一般の目に触れることはほとんどありませんでした。それらの寺宝が、特別公開される貴重な機会に連動しての発刊という予定でしたが、展覧会は現在開催を延期中です。

いまの状況下「禅の雑誌」の刊行は不要不急なのですが、先が見えないなかで、改めて先人の言動に触れること、歴史に学ぶことは励ましになるのではと感じています。もちろん現代の私たちの生活と同じ世界ではありませんが、激動の時代を乗り越えて現在に至る両足院の歴史とそれにまつわる人々、また各種連載の登場人物から、何か力を得ていただければ嬉しく存じます。

今季も変わらず発行できたことに感謝し、刊行のご案内とさせていただきます。詳細はこちらよりご覧くださいませ。