田辺の一休寺開山堂屋根修繕プロジェクト

 

ikkyuji-211101.jpg

11月になりましたね。気持ちよい秋晴れです。
さて、禅文化研究所ではデジタルアーカイブス事業で、各地の寺院の宝物調査をしていますが、大事にされているとは言え、それでも虫食いにあっていたり、雨漏りで水濡れしてしまったものとかがあり、残念に思うことが多々あります。
それらを修復した方がいいと薦めても、資金的に困難だということもよくお聞かせ頂きます。
文化財の保存維持にはお金がかかるのが実情です。
国宝や都道府県の指定になっている場合は、相当額の助成を得られますが、そうでなく資金繰りに難しいとき、どうしたらいいだろうか。そんな方法のひとつにクラウドファンディングというものも考えられますね。

さて、一休禅師が再興されたお寺として知られる、京都は田辺にある酬恩庵(一休寺)さまは、元々は、かの大応国師が建てられたお寺です。その開山大応国師の木像を祀る開山堂の屋根は檜皮葺き(ひわだぶき)ですが、風雨による損傷が激しく、雨漏りまでしている状態だそうです。そこでこの屋根の修繕プロジェクトを起こされ、その方法として檜皮ではなく、耐久性の高いチタンでの葺き替えとし、その資金調達にとクラウドファンディングを今日から始められました。

どうか、主旨にご賛同頂ける方は、少しでもご出資いただけるようご協力お願いします。この記事のシェアはご自由にどうぞ。

詳しくは下記から。
一休寺 開山堂屋根修繕プロジェクト(クラウドファンディング)

⽀援募集期間︓11⽉1⽇(⽉)〜12⽉24⽇(⾦)23時