季刊「禅文化」263号発刊のお知らせ

k263_blog.jpg2022年最初の季刊「禅文化」を発刊いたしました。特集は「黄檗の禅 後編」。黄檗宗の開祖・隠元隆琦禅師の350年大遠諱を記念してお送りする2号連続特集の後編です。前号では主に、禅師東渡の経緯や、このことが当時の日本に与えたインパクトについてご紹介しました。今回は、禅師とその周辺によってもたらされた「文化」の意義を考えて参ります。

中でも鉄眼道光の『一切経』刊行や了翁道覚による日本初の図書館設立は有名ですが、これらの事業によって民衆は知識を身につけ教養を磨くことになり、結果、日本の平和維持に大きく貢献したともいわれます。また、食文化や建築をはじめ、現代人にとっても馴染みある黄檗文化は、さまざまな場所に。

理解の一助となればと図版も大幅に増やしておりますので、本誌を通じて、束の間でも禅師の時代に想いを馳せていただけましたら幸いです。
詳細はこちらよりご覧ください。どうぞ宜しくお願いいたします。