季刊「禅文化」265号 特集:僊厓(せんがい)―洒脱と禅―発刊のお知らせ

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7月25日、季刊『禅文化』を発刊いたしました。
「僊厓」って誰?と思われた方もいらっしゃると思うのですが、
「博多の仙厓さん」と書けば……おわかりいただけますでしょうか。
今季は、禅味あふれる絵画で知られる江戸後期の傑僧・センガイに迫りました!

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安山世代牒(聖福寺蔵)

「センガイ」の漢字表記は自署でも何パターンかあるのですが、今回はセンガイさんが住持された聖福寺(福岡市博多)細川白峰老師のご教示により、特集タイトルは「僊厓」表記を用いています。
センガイ研究の第一人者が作品の味わい方をご案内くださっているほか、禅僧がたに「禅者としてのセンガイ」について綴っていただけたことは、禅の雑誌である本誌ならではの特長だと思います。

センガイの人間像を掘り下げ、読後にふと「センガイ和尚に会ってみたいな」と思っていただけるような一冊を目指しました。よろしくお願いいたします。

僧堂師家みずから道場をご紹介いただく連載「叢林を語る」は六回目。今季は永源僧堂の道前慈明老師のご登場です。未来の禅僧へのメッセージを、ぜひご一読くださいませ。

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