国宝・大徳寺方丈の修理現場の見学に行ってきました。
大徳寺は臨済宗大徳寺派の大本山で、鎌倉時代に大燈国師によって創建されました。
方丈は、本来住持の住まいとして用いられる建物でしたが、後に接待や行事の場としても使用されてきました。
現在の建物は、寛永12年(1635)に、大燈国師三百年忌にあわせて行われた伽藍整備の際に建てられました。今回は90年ぶりに建物を解体して修理が行なわれています。
無数の丸太が組まれた圧巻の空間でした。すべて鳶職人による手仕事だそうですよ。
修理は令和8年まで行われる予定とのことで、完成が楽しみです!