「雲はわき 光あふれてー♪」 大会歌にある全国高校野球大会は今年も終わった。
わきおこる雲をみて、この歌を思い出して、思わず口ずさんでしまった。
伊吹山のお花畑もさることながら、私は雲をみていてもしばらく飽きなかった。
雲はいつも天空にあるものだが、自分が高い位置にいると、目の前や下に雲があることにふと気が付く……。
そうして見回しているうちに、中でも面白い雲をみつけた。
まるで人差し指を立てた手のようではないか。
手前下に見えているのは琵琶湖である。竹生島（ちくぶしま）も見える。
ただ暑い暑いと言っているより、少し足を伸ばして、高いところに行ってみるのも一興だ。
煮え詰まりそうだった人生観まで、少し涼しくなってくる。
