室町時代の一休宗純禅師(1394~1481)が晩年を過ごされた一休寺(酬恩庵・京田辺市)に残る、一休さん着用の「五条袈裟」の複製品がこのたび完成し、一休寺での公開の後、明日9/19~24日まで、日本橋の高島屋にて公開されるとのことです。
この袈裟は、原品の痛みが激しい為、ご住職の依頼により、龍村美術織物と京都工芸繊維大学が調査をし、約13年かけて復元したそうです。
さすがに約600年も前の物となると、染料や織り方など、調査は困難を極めるのでしょうか。
600年の重みを感じさせる原品、600年前の一休さんが生きた時代を髣髴させてくれる複製品。どちらも尊いものですね。