世界遺産、タージ・マハルや、アグラ城のあるアグラの町の様子です。
通学途中の女の子達。サイクル・リキシャに相乗りしての通学。この子達は普通の制服ですが、学校によってはパンジャビドレスやサリーなど民族衣装の制服もあり、それを見るだけでも楽しいものです。
観光客が多い町でも、大きなバスでの団体観光客が多いからか、オート・リキシャに乗る私達に興味津々の様子。隣にいる子のひじを突き、「ねえねえ、ほら。」とこちらを見てきます。
とても賢そうで、清潔感溢れるキラキラした彼女たち。将来はIT関連企業で働くのでしょうか、何か専門職を目指しているのでしょうか。一生サイクル・リキシャの運転手を続けるであろう男性は、この子達を学校へと送りつつ、何を思っているのでしょう。
なんだか複雑ですが、この男性は何も思ってはいないのでしょうか。
インドの当たり前の事情なのかもしれません。
タージ・マハルにほど近い、安宿街の辺りです。明らかに安宿街のにおいがぷんぷんするのです。
申し訳ないのですが清潔には見えないレストランの前で、従業員達が一生懸命客引きをしてきます。お腹を壊しては旅に支障をきたすのです、ごめんなさい。
ちなみに、チャレンジャーなのは結構ですが、いかにも不衛生な店で食事を取り、お腹を壊した事をまるで武勇伝のように語るインド旅行者、いかがなものでしょう。好きに旅をするのは結構ですが、気をつけて旅をすれば、何も全ての食事を高級ホテルで取らなくとも、お腹を壊す事はありません。「インドに行ってきた」と言うと、まず聞かれる第一位の文句に「お腹大丈夫だった?」が挙げられます。
旅のスタイルは人それぞれであって、よく本屋でみかけるバックパッカーによる旅行記のみがインドではありません(バックパッカーを否定しているわけではありません)。インドは色々な意味で、非常に魅力溢れる国です。「お腹を絶対壊す、汚い、恐い、ぼったくりに必ずあう」などというイメージばかりを信じないで下さい(無論旅に警戒心は必要です)。バックパッカーしか行けない国でもありません。自分の「心・気持ち」に合った旅を楽しめる国です。
と、インドにはまった私はインド親善大使のごとくインドをアピールしていますが…。
どこを歩いている女性でも、サリー姿が美しく、気になります。
余談ですが…最近、アグラにてタージマハルやアグラ城など観光スポットの要所となる所を見学し、あとはパレスホテル(元々マハラジャの宮殿であったところがホテルになっている)やヒマラヤに近い涼しい避暑地にある高級ホテルで本場ヨガのレッスンを受けつつ休暇を過ごす「通」なOLさんも増えているとか?!
バックパッカーとして人々の生活に近いディープなインドを楽しむもよし、マザー・テレサの家でボランティア活動に励む人も世界から集まってきます。また、うって変わってマハラジャ・マハラニ(お姫様)気分で過ごすインドもよし。色々な旅があります。あなたなら、この深い深いインドで、どんな旅をお望みですか? どのような旅を選んだとしても、人々のパワー・いまだ残るカースト制度・様々な宗教や文化など、あなたに訴えかけてくるものはたくさんあると思います。
暑い国のこういったお菓子は、強烈な甘さです。恐ろしくて買いはしませんでしたが、後日ホテルで用意してくれてあったものを一かじり…。砂糖よりも甘い?!お菓子なのです。
何の着色料を使っているのだろう…と思わせるこの色も、敬遠しがちになる所以です。