丸の内の出光美術館にて、11/3~12/16まで、-乾山の芸術と光琳-展が開催されます。
ご存知のとおり、この尾形光琳(1658-1716)・乾山(1663-1743)の兄弟は、京都の呉服商雁金屋の生まれで、兄弟共に非凡な才能を発揮した、当時を代表する絵師と陶工です。
この乾山が、二条綱平公から与えられた山荘に開いた鳴滝乾山窯の窯跡は、今は研究所によくいらっしゃる和尚さんのお寺の敷地内にあります。
そちらの窯跡での近年における発掘調査の全貌が、今回初公開されるとのことです。
人気のあるこの2人の作品は、どちらかの美術館で皆さんもご覧になられたことがあるかと思いますが、発掘調査による新たな発見もさぞかし興味深い事でしょう。
乾山の作品が主に展示されるようですが、光琳下絵の乾山焼、その他光琳の下絵なども展示されるようです。