待合 -DVD撮影 相国寺にて-

待合

昨日に引き続き、DVD撮影にて訪れた相国寺。
管長の茶の湯点前の撮影だが、ちょうどこの日は午後から初釜があるとのこと。
待合を少し覗かせてもらった。
待合(まちあい)とは、招かれた客が待ち合わせる、茶事や茶会の為に茶室に入る前の待機場所のような部屋で、この日の待合は上の写真のような床飾り。
待合といえどもさすが、お軸は仙厓さんとのこと。
力強い結び柳には、新年を迎え、今年も無事過ごせるよう祈る気持ちになります。
ねずみの置物は、寺に縁ある人の作品でしょうか、愛嬌を添えています。

仏手柑


仏手柑(ぶっしゅかん)を御存知でしょうか?
インド原産で、見ての通り仏様の合掌した手のような形から名付けられたみかんの仲間です。
お正月や目出度い席の床飾りとしてよく使われます。
さて、明日は管長の茶の湯点前の撮影についてをお伝えします。