前回ご紹介しました第2窟の次には、おそらくツアーや時間の無い方ですと有名な第9窟に訪れる事と思いますが、今回はその間にある石窟の様々な石像などの写真をご紹介致します。
正直申し上げますと、あまりに写真を撮りすぎたのと、なにせ第1窟から第30窟まであるわけで、象徴的な物が残っている石窟の写真以外は、一体第何窟の写真だったのか…帰国してから見てもわからないというのが本音です…。
上は与願印(よがんいん・人々の願いを受け入れ叶えてくれる 深い慈悲を表わします)の仏像でしょうか。左手はなんでしょう…。日本で見る仏像は、右手が与願印である事が多い気がしますが…。
疲れたお父さん、かつぎ屋さんに運んでもらっています。お年寄りにも大人気。インドの8月の暑い中、一日中こういった遺跡をめぐるのはなかなか体力を消耗します。
でもこれ、肩の上に担がれるわけで、なかなか高い!はっきり言ってこわいです…。
右の方達は修復作業中のようです。
横・上・斜め上、どこを見ても美しいアジャンタの遺跡です。
これは吉祥印ですので、釈迦如来ですね。下段にある細かな彫刻が施された石像も、生きているように表情が豊かでした。
今でこそライトアップされていますが、昔は外から来るわずかな光の中、坐禅など組んでいたのでしょうか。
ヒンドゥー寺院に見られるような彫像と精緻なレリーフです。
この腰のくねりというか… 日本の観音さまを思い出しました。