陶 雪月花・人と動物の意匠 -樂美術館-

樂美術館

3/30(日)まで、樂美術館にて「陶 雪月花・人と動物の意匠」と題して新春特別展が開催中です。
楽焼というと、あのぽってりとまるい感じの、ろくろを使わないお茶碗、そして色は黒や赤のみを思い浮かべるかもしれませんが、実は懐石道具から香炉、香合など様々な物が焼かれ、様々な意匠を楽しめます。
今回の展示は特に、十二支をはじめ、なかなかお目にかかることのできない意匠をこらした作品が多数お目見えしています。茶道をしている方にしか近寄り難い美術館かもしれませんが、一度この機会にご覧になってみられると良いと思います。
美術館では、樂家当代が席主をつとめられる茶会や、手にふれる樂焼鑑賞会、また、-親子でお茶一服-と題して、親御さんと子供さん(小中学生)が参加して美術館、樂家所蔵のお茶碗でお茶をいただく機会がもうけられています。この間参加した茶会にて、樂さんが「どんなお茶碗使えば子供が喜ぶかな~と思って考えるのが楽しいんです」とお話されているのをお聞きして、私も子供の頃の純粋な気持ちのままで樂茶碗に触れてみたかった…と思った次第です。