京都文化博物館にて、4/13(日)まで、-乾山の芸術と光琳-展が開催されています。
ご存知のとおり、この尾形光琳(1658-1716)・乾山(1663-1743)の兄弟は、京都の呉服商雁金屋の生まれで、兄弟共に非凡な才能を発揮した、当時を代表する絵師と陶工です。
この乾山が、二条綱平公から与えられた山荘に開いた鳴滝乾山窯の窯跡は、今は研究所によくいらっしゃる和尚さんのお寺、法蔵禅寺の敷地内にあります。
そちらの窯跡での近年における発掘調査の全貌が公開されており、今まで様々な美術館で見てきた乾山の作品の裏側までもがわかるようで、非常に興味深い内容となっていました。
お花見はもちろんのこと、京都の土地や歴史が育んだ素晴らしい芸術、文化も味わいに是非いらしてみて下さい。