生きることは 一筋がよし 寒椿


生きることは 一筋がよし 寒椿

各派管長老師のインタビュービデオの制作が進んでいる。
妙心寺管長の東海大光老師のDVDビデオのタイトルは、「一筋がよし 寒椿」というタイトルに決まった。
これは、初代の「伊豆の踊り子」を撮った映画監督・五所平之助(1902~1981)の
  生きることは 一筋がよし 寒椿
という句を、東海大光管長が好んでいると言われているためだ。
一旦、自分がこれと決めたら、とにもかくにも一心不乱で突き進んでいくことが尊い。見事な俳句である。
東海大光老師のお話からは、この句を好んでおられるのがよくわかる力強い気迫が伝わってくる。在家から小僧になり、迷うことなく真っ直ぐに突き進んできた結果が今の自分になっているとおっしゃっている。
現在、大本山妙心寺は、平成21年の開山無相大師650年の遠諱に向けて全国からの参拝法要も多く、また各地へ赴いてのご親化もあり、管長として多忙な毎日であろうと思うが、その中のわずかな閑を見つけては、陶芸や山登りといった本格的な趣味も楽しまれている。

DVDのジャケット(未確定)

現在編集中のDVD「禅僧が語る」シリーズ、「一筋がよし 寒椿」(妙心寺第677世 東海大光老師)予価1575円(税込)をお楽しみに。