雲居禅師350年遠忌記念事業の一環として、松島の瑞巌寺より承った『雲居禅師墨蹟集』の撮影で四国へ。
伊予の地は、雲居禅師生誕の地でもあるから、比較的墨跡などがよく残っている。
今回は、広島にある臨済宗大本山、佛通寺の撮影を終え、しまなみ海道を渡って四国へ。
穏やかな青い海に、ぽっかりと浮かぶ島がたくさん見えるこの辺りの景色は、人の心までまぁるくするようだ。
まるで海を悠々と泳ぐような鯉のぼり! 桜も満開でなんとも美しい日本の風景です。
遠くに見える「岩城島」。島にある積善山の3000本のソメイヨシノで島全体がピンクに染まります。今回仕事ですので立ち寄る事はできませんでしたが、是非また春に訪れてみたい島です。
橋がある風景に慣れているからか、これを美しいと思って見ていましたが、ふと人工建造物が何も無ければどんなだろう…と思い少し寂しくなりました。