壁画も完璧な美しさで残っているものは少なく、石窟内は薄暗い為、ガイド無しにまわっていると、いったいどんな場面なのか判断するのは難かしかったです。
アジャンターに行かれる方は、ジャータカをさらっとでも目を通してから行かれると、さらに楽しいと思います。
第16窟 エレファントゲート(上写真)
第17窟 天上画
第17窟 六牙白象本生(ジャータカより)
第17窟 入り口付近の壁画。ブッダの七体の画が見られる下の唐草模様?のようなところ、真ん中で絵が変わるのがわかりますでしょうか? これは違う職人が端から絵を描いていき、2人が真ん中までを担当したからなのだとか…。そんなに大きな壁面でもないのになぜ1人でしないの?! なんて日本人的発想は、やはり昔のインドでも通じないのでしょう。
第17窟を出た左にある 六道輪廻図
どうあがいても、昔の美しい輪廻図を見られませんが、残っている部分だけを見てみても、とても細かな描写で、それがなおのこと興味をそそります。
本日はここまで。次回は第19窟をご紹介します。
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