太古の湖(うみ)、琵琶湖である。
今は無料になっている奥琵琶湖パークウェイからの展望。
神々しく美しい、日本の原風景ともいえる、この湖北の景色、いかがであろうか。
滋賀県の人たちは、「湖」とかいて「うみ」とよぶ。
琵琶湖は今の三重県の上野盆地に誕生した大山田湖が、400万年かけて北上してきたものだという。
今のような大きな湖になったのは40万年前だとか。古い古い湖である。
また、滋賀県は琵琶湖を「MotherLake」として、「母なる湖・琵琶湖。―あずかっているのは、滋賀県です」というスローガンもたてている。「あずかっている」という表現がとてもいいと思う。
不法な開発を許さず、この母なる琵琶湖の原風景を保ってもらいたいと思う。
琵琶湖のことをくわしく知りたいと思った方は、草津市にある琵琶湖博物館を訪れるといいだろう。