先週末、当研究所の事務室と応接室の内装工事を行なった。壁紙と床を貼り替え、天井を塗装し、カーペットや窓の洗浄を行なうというもので、比較的仕事量の少ないこの時期を選んで行なった次第である。しかし事務室を空っぽにする作業はなかなか大変で、ロッカーや机を移動するために詰め込んだ書類は段ボール箱90個にもなり、また元に戻すことを考えると、少々気が重くなる。
職人さんたちの手際の良い作業を時々観察しつつ、しだいに美しくなっていく部屋を眺めるのは気分の良いものだ。傍らに置かれた古い壁紙は、10数年前に貼り替えたものだが、汚れは相当なものだ。その一番の原因は煙草によるもの。昔は自由に喫煙できたから烟の多さもハンパじゃなかった。
さて、改装なった事務室、できるだけこの美しさを持続させたいものである。
(K.N wrote)