史跡 豊楽殿(ぶらくでん)跡

石碑_豊楽殿
平安宮の饗宴場だった豊楽院正殿の遺跡。丸太町七本松の交差点から少し東南に入った町中にある(中京区聚楽廻西町)。平成2年に国の史跡に指定された。
芝の生えた少し高くなった部分が建物の基壇の跡である。手前に突出した部分は階段や裏手に続く廊下の跡。
奈良では平城宮跡のほぼ全域が特別史跡に指定され、古代都城の広壮さを偲ぶことができる。そのような遺跡が少ない平安京にとって、豊楽殿跡は貴重な存在である。

豊楽殿跡

豊楽殿跡