第5回西村惠信所長といく“禅と文化”の旅 その1(霊鑑寺)

雨の予報に心悩ませた6月11日(水)、皆さんの日頃の心がけが良いからか雨に降られる事もなく、無事に第5回“禅と文化の旅”を終える事ができました。
行程はこちら

霊鑑寺へ
まずは臨済宗南禅寺派に属する尼門跡寺院、椿で有名な霊鑑寺へ。こちらは紅葉の時期と椿の時期にそれぞれ一週間ほど特別公開されるのみですが、今回は特別に緑美しいこの時期にお邪魔させていただきました。
緑濃い山がすぐ後ろに。「こんなところにこんなお寺があったのね!」と皆さまから…。少し北に行くと法然院、哲学の道を南に下がると南禅寺。近くには来たことがあるものの、ここは知らなかったという方が多かったです。
門をくぐると緑の海のような世界が。ツツジのピンクがよく映えます。

庭園

傾斜が庭の表情を素晴らしいものに

惠信先生
あまりの美しさに、惠信先生の足取りも軽やか♪♪

青もみじの大木
ため息が…。良い「気」をいただきました。

紫陽花
大好きな紫陽花が。

庵主様からのお話 謁見の間
庵主様より霊鑑寺の歴史などをお話いただきました。一同がいる部屋は、狩野派の絵師による襖絵の部屋。宮家や摂関家から仏門に入られた姫君がいらっしゃった寺ですので、絵師のサインはありません。この奥に謁見の間があります(右写真)。このように近くで拝見させていただけるのも、禅文化研究所の旅ならではです!
その他、仙人の間、応挙の間なども拝観させていただき、庵主様からのお声がけで皆さんで写真を撮る事に。参加者の皆さまでお写真ご希望の方は、メールに添付してデータをお送りしますのでおっしゃって下さい。☆こちらより 

羅漢のように…
皆さんまるで羅漢様のお像のようです。笑
一般公開時には、このように庭の中腹で写真を撮る事はとてもできませんし、とても良い記念になりました。
なごりおしくもありますが、時間の都合で、哲学の道を歩いて次の予定、光雲寺へ…。

哲学の道
緑の季節も良いものです。
〈明日につづく〉