第5回西村惠信所長といく“禅と文化”の旅 その3(細見美術館・山田松香木店)

六盛へ
光雲寺をあとにするとちょうどお昼時。今回は六盛さんにて名物手をけ弁当と、季節のお料理をいただきました。
その後は歩いて細見美術館へ。今回の展観は「祈りの美・かざりの美-仏教美術と工芸-」。重要文化財「愛染明王」 や「春日神鹿御正体」、その他圧倒されるような立派な観音様のお軸なども拝見させていただきました。
また、今回はせっかく細見美術館にお邪魔するのですから、屋上の茶室「古香庵」を是非皆さまに体験していただきたく、お点前もしていただいて美味しいお抹茶と和菓子(末富製・銘「青梅」)を頂戴しました。

細見美術館茶室_古香庵

茶室での惠信先生
茶室での惠信先生。床に掛かっているのは大徳寺、立花大亀老師によるもので、「萬里目前境」。
床の花も季節の楚々とした茶花が生けられ、我々の目を楽しませてくれました。
細見美術館をあとにすると、この日最後の訪問先、山田松香木店さんへ。
社長さんよりお香・香木などについてお話いただき、伽羅などの聞香もさせていただきました。
また、色々なお香の原料も見させていただき香も試させていただきました。皆さん初めての体験ばかりで、楽しい学びの時間を過ごされたかと思います。
*企画した私がかなりはまってしまい、香道を習いたい衝動にかられています……。

社長による講義

お香の原料

源氏香_香室にて 志野流家元によるお軸
今回の旅は盛りだくさんすぎて?!皆さまややお疲れになられたかもしれません。
ですが、京都の禅宗寺院、美術、お香など、素晴らしい文化を多々体験いただけたかと思います。
次回はまた秋頃、ゆったりツアーを企画するつもりでおりますので、是非ご参加下さい。