アジャンタ石窟寺院のご紹介を終わり、次回からはエローラのご紹介へ。
その前に…。
アジャンタ石窟寺院までは、アジャンタ・エローラ遺跡を観光する旅行者の拠点となるオーランガバードという町から車で約2時間ほど。
日本でいうところの国道でしょうか。緑溢れる中、よく整えられた道がまっすぐ走っています。
その道に沿って大きな大きな木がたくさん並んでいます。
この赤いライン、白いラインは何の意味があるのかドライバーに訪ねてみたところ、赤は伐採禁止樹木であることを示すそうで、白は夜運転する際、街灯の無いこの道で大活躍するそうな。確かに周りには何も無い道ですので白いラインはぼぉっと光って道しるべとなるのかもしれません?!
そして道端にいきなり出現する真っ赤なシヴァ神(とドライバーが言っていました)。
度肝を抜かれる色をしていますが、ヒンドゥー教寺院を思うと、マリーゴールドやその他御供えの鮮やかな色をした花々に、原色を美しく着こなすインド女性のサリー、むろん宗教的な深い意味があるのかもしれませんが、インドの色々な風景を思うと、難しい事は考えずに素直に納得です。
ここは八百万の神の国日本人の私、道端のシヴァ神に旅行の無事を祈りつつ通りすぎます。
時に道端のシヴァ神やガネーシャなどにお参りする人々もみかけつつ…京都の至るところにあるお地蔵さんを拝むおじいさん、おばあさんをふと思い出したりしました。
生活に信仰が密着している姿というものは、どこの国へ行って目にしても嬉しく思います。
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