名張に住む友人の所を訪れました。
名張というところは、三重県にありながらも奈良にほど近く、話すことばや文化なども、奈良に近い事が多いそうな。
また、伊勢に通ずる街道が通っている為、街道筋には古い家が未だに多く残り、「昔の人々もここを通りお伊勢参りをしたのか…」と容易に想像できる風情が残っています。
なだらかな緑溢れる山々に囲まれ、美しい川が流れるこの地は、京都と同じく盆地で、冬寒く夏暑いものの、自然が多く残るせいか気候の厳しさよりも土地の豊かさを思わせます。
長瀬の川には鮎釣り人がたくさん! とある釣り人さんはこの日6匹の大漁だったとか。羨ましい天然鮎です。
鮎釣り見学&小魚がたくさん泳ぐ河原で少し涼を取った後、近くの神社へ。
こじんまりしたお社ですが、神様が宿っているとしか思えないような大木がたくさん。
杉に紅葉、イチョウなどの大木からパワーをいただきました。紅葉は、特に今まで見たこともないような大木で、秋はさぞかし美しく紅葉することでしょう。
この日確か三重のあたりは35度を超す暑さだったようですが、この神社では風がよく通り、とても涼しく過ごせました。
木鼻にはめずらしく象の彫刻が。獅子(?)もいますが、なんとなくユーモラスな感じで惹かれます。
江戸時代に、木鼻を豪華にするのが流行った事があったらしく、それで象なのだとか?!
仏教ではよく象が登場しますが、神道とは関係あるのでしょうか。
詳しい事を御存知の方は教えて下さいね。
つづく(次回は伊賀)