恐らく知らない人はいない?!と思われる京都八坂の塔。
先日、仕事で写真撮影があった折に訪れました。まだ東山より日も登りきらぬ、観光客もいぬ間に見る塔は、いつもと様子が違って見えるのでした。
さて、この八坂の塔、実は臨済宗建仁寺派の寺院に属する事は、御存知無い方も多いのではないでしょうか。
正式名称を、霊応山法観寺といい、寺伝によれば聖徳太子により建てられたとされており、また、渡来人八坂氏の菩提寺であったとの説もあるようです。
度重なる戦火により何度か焼けてしまっていますが、現在の塔は、足利義教により1440年に再興されたものだそうです。
そこにあるのが当たり前のように思える八坂の塔ですが、改めてその歴史の古さに、平安以前の京都の街はどのようなものであったろう…と心のみタイムスリップする思いで眺めていました。
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