11月8日、左京区にある真如堂-天台宗-を訪れてみました。
ところどころ紅葉がはじまり、境内は参拝客でにぎわいを見せています。
ここ真如堂には、安倍晴明の念持仏であったといわれる不動尊が伝わっています。
そのむかし、安倍晴明が他界し、閻魔さまのもとで裁きを受ける際、この不動尊が命乞いをして晴明は生き返ったのだとか。その際に晴明が閻魔さまより衆生の民を救う秘印を授けられました。
この「結定往生之秘印」のお札、真如堂にて手に入れる事ができます。
天寿を全うし、極楽浄土へ行くにはこのお札を!
長い廊下をわたり、今がさかりの菊を横目に、涅槃の庭へ。
涅槃の庭。お釈迦様が涅槃に入られる時の様子を枯山水にてあらわした庭。
東山を借景しています。
素敵な蹲だと見ていると、かわいい小鳥が水浴びに。
いつも散歩する際に通り抜け?ばかりしていた真如寺ですが、初めて拝観し、その古い歴史と数々の言い伝えに圧倒されました。