高麗美術館 「鄭詔文のまなざし ― 朝鮮文化への想い」 -京都-

高麗美術館

京都市北区にある、高麗美術館を訪れました。
現在、開館20周年記念特別展Ⅲ 「鄭詔文のまなざし ― 朝鮮文化への想い」が開催中(12/23まで)です。
「高麗美術館」と聞いて、皆様はどのような美術品が思い浮かびますか?
私ならやはり、李子朝鮮時代の白磁やパンタジ(家具です)、民画でしょうか。
そして、日本の武将や権力者が韓国から連れ帰った陶工を祖とする日本の窯元の事、朝鮮半島からの渡来人が多く、石の文化が残る滋賀県のとある地方の事、京都の秦一族の事など、美術や文化から、祖先の事についてまで、思いはひろがります。
朝鮮の美術や文化を知る事は、日本の事をも学ぶ事になるのです。
是非一度皆さんも足を運ばれてみてはいかがでしょうか。素晴らしい美術館です!
素敵な瓦と塀


庭_高麗美術館 庭_高麗美術館

韓国は“石の文化”であると言われます。美術館のお庭には、苔むした素敵な石の庭が。
水が打たれた石はしっとり美しく、青々した苔に心和み、こじんまりした美術館で、豊かな時間を過ごしました。
韓流スターが好きな方も、大好きなスターを生み出した国の文化や美術をも吸収すれば、より深い理解が得られるかと思います!