ゆく年くる年 2008年

昨年末、私がお世話になった白隠禅師の古道場、三島市龍澤寺の中川球童老師が遷化された。
明けて新年早々に、禅文化研究所の前理事長で、大本山天龍寺管長の平田精耕老師が遷化。
その後も、相国寺僧堂の田中芳州老師、研究所前所長の真珠庵山田宗敏和尚をはじめ、臨済宗各派の高僧方の遷化が続いた。またつい先般は、自坊の隣寺の住職も鬼籍に入られたりと、お別ればかりの寂しい一年だった。お葬式に始まってお葬式に終わったという感がしないでもない。
そして、清水寺の森清範貫主が書かれた今年の漢字は「変」。色々な意味で変革の一年であったということだが、私の中では「底」という漢字が浮かんでいた。経済不況、政治不信、暗い話ばかりの連日である。
是非、今年が「底」であって、来年からはゆっくりでいいので、なんとか浮上の一途であって欲しい。
さて、今年一年、このブログをお読みくださった皆さん、拙い内容にもかかわらず、ありがとうございました。
まだまだアクセス数は多いとは言えませんが、これからも話題を多岐にし、なおかつ、ちょっぴり我田引水的なブログに育てていくよう、平日は毎日更新を心がけていきます。
来年もどうぞ、禅文化研究所の”ブログ禅 -ZEN-“に、おつき合いのほどをよろしくお願いします。(-m-)合掌
なお、明日12/27~翌年1/6まで、禅文化研究所は年末年始の休業をさせていただきます。1/6に所在地の花園大学内の電気工事で停電となってしまうので、今回はちょっと長めにお休みをいただきます。
ブログも基本的に研究所がお休みの時はお休みさせていただいておりますが、ひょっとすると?ちょこちょこっとアップされるかもしれません。
再拝