ムンバイ -インド-

タージマハールホテル旧館
タージマハールホテル旧館

さて、07年インド個人旅行報告も最終回となりました。 私がこの年最後に滞在したムンバイで、先月(08年11月)無差別テロが発生してしまいました。 テレビで、お世話になったホテルが夜空を焦がし燃えあがる様子を目の当たりにした時は、非常に衝撃を受けとても悲しく、また、多くのインド人、滞在していた外国人、そして邦人にも犠牲者が出たという事で、いたたまれない思いです。
ご冥福をお祈りするばかりです。
インドは、宗教やカーストに加え、昨今の経済発展で様々な問題を抱えていますが、基本的には、皆自分の信仰する宗教を深く信じ、他を尊重できる人々が多い国に違いないとインド好きの私は思っています。仏教の生まれた国、八百万の神を信じる国としても尊敬しています。インドでお世話になったイスラム教徒の方達はとても親切でした。 インドに暮らす人々に少しでも早く平穏が訪れる事を祈ります。
ここからは、旅のつづきをご報告します。
ムンバイでの滞在時間は少なく、今回はホテルと買い物、そしてホテルから歩いて行けるような近場の名所を楽しむ事となりました。
インドの都会では、ハイセンスな雑貨やリネン類を扱う店がたくさんあります。
日本ではなかなか出会えないデザインなどに、もう夢中になるのでした。
ホテルも、元はマハラジャの住まいであった宮殿がそのままホテルになっているような最高級ホテルから、バックパッカーが泊まる一泊何百円かの宿まで実に様々で、旅のスタイルによって全く違ったインドを楽しめます。
ここはインド? インド門


ホテルの部屋からのインド門

ホテルの部屋からはインド門が。
1911年、イギリスの国王ジョージ5世とメアリー王妃の訪問を記念して、建造されました。
チャトラパティ・シバージ・ターミナス

チャトラパティ・シバージ・ターミナス駅(別名ビクトリア・ターミナス駅)です。
世界遺産にも登録されているこの駅は、1888年のイギリス統治時代に建設されたもので、ドームてっぺんにはビクトリア女王の像があります。
この駅のように、イギリス統治時代の建物が多々残るムンバイは、インドなのになんだか不思議な雰囲気の町でした。
ムンバイで2007年のインド旅は終わりです。なかなか足を踏み入れられなかったインドですが、行ってみると最高に楽しく、はまってしまいました。
という事で、次回からは2008年に再訪したインドをまたご紹介致します。