少し前の話になりますが、9/20~11/3まで、香川県立東山魁夷せとうち美術館で開催されていた【美の発見 魁夷の愛蔵品と中国の風景】を観に訪れました。
川端康成との古美術を通しての2人の交流について、また、画伯が蒐集された古今東西の美しい(骨董・美術品)ものたちや茶道具などが展示されていました。
日本を代表する画家ゆえに、その絵は何度も拝見したことがありましたが、今回の展示では、今まで私が知らなかった部分を拝見する事ができました。
「この色は、あの代表的な絵にいつも使われている色じゃないか?!」「このようなものの中にまで美を見いだし、蒐集されたのか…」と、一つ一つ、色々な想像をしながらの鑑賞でした。芸術家の所持品というのは、どなたの物を拝見しても非情に興味深い物です。その、「ものを観る目」というのを、凡人の私たちも少しでも学びたいところです。
さて、香川にはアートスポットがたくさんありますが、是非、瀬戸大橋を渡ってすぐの、この美術館にもお立ち寄りになってみてください。
館内にあるカフェからはこの景色!