自然溢れる穏やかな世界遺産の村 カジュラホ その1 -インド-

牛の沐浴

今回のインド旅の第1目的ともいえるカジュラホ。
デリーから南東におよそ600キロ離れたこの村(デリーからの直行便あり)には、10世紀から12世紀にかけて創建されたヒンドゥー教・ジャイナ教の寺院群があり、1986年には世界遺産にも登録されています。
自然溢れる村に、いつまで観ていても飽きないような精緻な彫刻を施された寺院があちこちに点在し、村人達の普段の生活も垣間見られます。
観光客もさほど多くなく、徒歩でまわるのもよし、自転車を借りて走るもよし。
かなりリラックス気分、自分のペースでまわる事のできるおすすめ観光地です。
本日から何回かに分けて、このカジュラホの寺院群、村の様子などをご紹介していきたいと思います。
上の写真は大好きな画家、秋野不矩さんの絵に出てきそうな場面。インド人曰く、泥は“自然の石鹸”だそうな。牛を寄生虫から守るのでしょうか? 小さな泥の沼があれば、必ずと言っていいほど牛が沐浴していました。


牛の沐浴
ちょっと狭くはないですか……???
ナチュラルサボン、大人気の図。

重い荷物を運びます
牛、ロバ、山羊、人々の生活には家畜が欠かせません。村ではよく出会う光景です。

大自然
カジュラホ村の周りにはこのような風景が。インドに行くと、遺跡のみならず、豊かな自然にも心奪われます。