大徳寺、電線を地中に。

所用で、大徳寺を訪れた。
何やら門のところに看板がかかっているので読んでみると、景観保護の為、電線を地中に埋める工事をはじめたとのこと。
素晴らしい試みだと思う。


景観保護というのはなかなか難しく、行政がからむ事もあり、寺院などの意向だけでは進まない事も多いらしい。
私がこの夏訪れたブータンなどでも、日本の協力とやらで電線があちこちにお目見えし、景観を全く考えていない配置となっていた。 
山々が連なるあの国で、地中に・・・というのは無理に等しいか・・・。
ブータンの人々の生活が便利になったのは良い事?なのかもしれないが、少し残念に思った。自分の国は経済発展を成し遂げたのに、他の国にはそのままでいてほしいと願うのはエゴだろうか。
京都の町でも、景観保護の為、電線が地中に埋められ、高いビル・京都の風情に似つかわしくない建物などが建てられない事を願う。