鎌倉へ -円覚寺-


鎌倉 円覚寺

臨黄合議所関係のお仕事にて、鎌倉は円覚寺(臨済宗円覚寺派の大本山)を訪れていました。
6月の鎌倉といえば、紫陽花や岩がらみなどで有名な寺もあり、北鎌倉の小さな駅のホームは溢れんばかりの人でした。
是非、鎌倉を訪れた際には、数々残る禅の古刹を訪れてみて下さい。
円覚寺(円覚寺派本山)
東慶寺(円覚寺派)
建長寺(建長寺派本山)
明月院(建長寺派)


舎利殿

さて、今回は特別に普段は公開されていない国宝の舎利殿を参拝させていただき、僧堂も拝観させていただきました。
お写真で僧堂内をご紹介できないのが残念ですが、それはもう「ここは本当に現代か?!」と思うような昔ながらの環境で、雲水さん達が厳しい修行を続けておられます。
典座(てんぞ・炊事を掌る役)さん達が、薪で料理をしているのを見た和尚さん方は、懐かしそうに「薪で焚いたご飯は最高にうまいんだ…」などとお話されていました。
私は在家の身ながら、有り難い事に、仕事の関係でいくつかの僧堂にお邪魔してきました。
いつも、美しく掃除され磨かれた僧堂内や、その雰囲気に感動するのですが、一番清々しく気持ちよく、嬉しく思うのは、修行されている雲水さん達が美しい事です。修行の賜物でしょうか。色も落ち、どれだけ擦り切れたつぎはぎだらけの衣を着ていようと、キラキラとしていて眩しく思う事がよくあります。
開山堂と舎利殿