禅僧が語る -方廣寺 大井際断管長-


大井際断老師_方廣寺

臨済宗を代表する高僧方に混迷の時代を生きる指針を語っていただく「禅僧が語る」の第2シリーズの収録を開始した。今回ご出演いただいた大井際断老師は、今年94歳になられたが、矍鑠として方広寺派の管長職と僧堂師家をされている。
幼少の頃のお話から、戦前、戦後の僧堂修行の様子や、雲水を指導する上で大切にすること、さらに今の日本に対しての思いなどを語っていただいた。


大修理中の本堂

長寿の秘訣はストレスを持たないことだそうで、当たり前のことだが、現代人にとっては一番難しい課題である。調理師免許を持つ隠侍さん(老師の身の回りの世話をする係)が作る食事を、いつも美味しく召し上がられているそうである。
方広寺は、現在、作業用の足場が組まれ本堂を大修理中である。本堂にあった本尊の釈迦如来坐像と脇侍は書院に移され間近に見ることができる。
大修理は来年夏に終り秋には落慶法要が営まれる。
本尊釈迦如来坐像