山村御流 いけばな展 -大阪高島屋-


山村御流 花展
山村御流いけばな展 案内状より

奈良の由緒ある門跡寺院、円照寺(現在は臨済宗妙心寺派)を家元とする華道の流派、“山村御流”の華展が下記のとおりございます。
「花は野にあるように」の山村御流。暑い盛りにどのような涼を運んでくれるのかと、今から心待ちにしています。今回は特に親友が出品するので、いつにも増して楽しみです。
ごくシンプルに楚々と生けられた草花に、素人目には「お、簡単?!」とうつるかも知れないこの流派の花ですが、シンプルなほど、生ける者の人格そのものが出てしまう気がしてこわいものですし、また、一旦お花の向きや生け方を迷ってしまうと、ついに、自分の心も花も定まらなくなってしまう…というこわさもあります。
華道の流派にも色々ありまして、あまりに不自然だったり、人間のエゴを見せつけられるようで疑問を抱く事もあります。が、こちらの花は、心から「はぁぁぁ(感嘆)。いいなぁ…」と、見ていて和む事ができ、季節と人の心にそっと優しく寄りそうように生けられるので、私は大好きです。
会期中無料にてご覧になれます。是非お運び下さい。
大阪(なんば)高島屋 7階グランドホールにて
7/22(水)~7/27(月)
入場無料
*7月24日(金)、27日(月)は午後5時閉場