坂本龍馬の地、桂浜


桂浜にて

来年2010年のNHK大河ドラマは『龍馬伝』、坂本龍馬の生涯だ。
その先取りと言っては何だが、雪蹊寺を訪ねた後に龍馬ゆかりの地、桂浜へ向かった。
海岸沿いの道路に出ると、広い広い太平洋が広がる。とくに海無し県で生まれ育った私にとっては、水平線を見ると一方ならならぬ感動を覚える。
どちらかというと日本海を見る機会の方が多いが、日本海よりも太平洋には何か、より大らかなものを感じてしまうのだ。皆さんはどうだろう。



桂浜にて

桂浜を訪ねたのは初めてだ。
ずっと前、研究所に就職してまだ年が浅い頃に、書店営業で高知市内の書店に来た事があったが、それ以外に高知県に足を踏み入れたことがなかった。
ただ、司馬遼太郎の『竜馬が行く』を読んだりして、龍馬の見ていた海はどんな海だったのだろうと想像し、いつか訪ねてみたいものだと思っていた念願が叶った。

坂本龍馬像

桂浜の高台に、この龍馬の像は立っている。想像していたより大きかった。そして太平洋の遥かかなたを望むように立っていた。
近くには、坂本龍馬記念館があり、ここへも立ち寄ってみた。
龍馬に関する資料が多く集められていて興味深い。高台に立っている有名な龍馬の像の原型は遺っている写真写真から作られたものだそうだが、元の写真は、足を交差させてポーズを取っているということだ。なかなかキザなのかもしれない。
そして、多くの偉業に関わった龍馬であるが、妻おりょうの支えがなくては、なし得なかったのではないかと思えた。
ここでは「龍馬検定」なるものもあるようだ。龍馬に詳しいあなたも、挑戦してみては?