臨済宗大本山相国寺内にある承天閣美術館を訪れました。
「相国寺 金閣 銀閣名宝展 ~パリからの帰国~」と題して、昨年パリのプチ・パレ美術館で開催された展観の帰国展示会でした。
貴重な墨蹟や茶道具など、ぎゅっと凝縮された展示品に圧倒されました。
会期も終わりに近いからか、訪れる人もたくさんでした。
承天閣美術館の気に入っているところは、靴を脱いで絨毯の上をそのまま歩いて展示品を見る為、靴の音やスリッパの音が全くしない所です。これ、美術品などを見る時にはとても嬉しく大事な事です。
さて、もう上の展観は終わってしまいましたので、次回展観をご案内しておきます。
西陣織といえばこの方、山口安次郎さんの能装束の展観です。
-心と技の饗宴-105歳 山口安次郎作 能装束展
この展観にあわせて、相国寺境内にて、お能の会も催されるとの事。その際の装束は、安次郎さんによるものだそうです。