ブータンに鉄の橋を伝えた事で知られる、タントン・ギャルポが瞑想を行なった場所に建てられた寺。
瞑想を行なった場所だけに、高台にあり見晴らしが素晴らしい。現在は尼僧院で、尼僧達が集団生活をしている。中には5メートルのタントン・ギャルポ像がある。
と、髪の長い普通のおばさんがいた。信者さんがお手伝いにでも来ているのだろうか・・・と思ったら、
ブータンの尼僧は、ある程度まで修行が進むと、剃髪しなくてもよいとの事。失礼しました。
そういえば若い尼僧さんはほとんど剃髪されているが、お年を召されるにつれ髪がある方がちらほら・・・。修行が進めば、髪があろうがなかろうが惑わされる事も惑わす事も無くなるという事か。
尼僧さん達が生活する建物の裏には、バルコニーのような所が。洗濯物も干してある。
見えにくいが、左下の方におしゃべりする尼僧さん達もいる。この景色を毎日見ているのかぁ・・・。
尼僧院らしく、花もたくさん植えてあり、よく手入れされていた。
尼僧院近くからの眺望。
タシチョ・ゾンが見える。タシチョ・ゾンとは、国王のオフィス。
また、ブータン仏教の総本山でもあり、宗教界の最高権威ジェ・ケンポの生活の場でもある。半分が政府のオフィス、半分がお坊さんたちの修行場のような所。詳しくはまた内部の説明とともに・・・。
(N.K Wrote)