恒例の野村美術館、秋季特別展を訪れました。
この度は、千家十職、千利休時代から茶の湯に深く関わってきたおちゃわん屋、樂家の歴代の作品が並べられていました。
代々の作品をみていますと、新しい物を創造する事にチャレンジされた方、長次郎(初代)復古のように、これぞ樂茶碗というような茶碗をひたすら一本道に作り続けた方、特徴があり面白いものです。
地階では、「茶の湯の棚展」も開催されており、「こんな雅やかな豪華な棚が!?」と目を見張るようなもの、様々な茶会に行ったり長年稽古を積んでいても見たことのないような棚、自分が習っているのとは違う流派の棚などが拝見でき、非常に興味深いものでした。
12月13日まで開催中。野村美術館のあたりへは、南禅寺さんからずっと紅葉が美しい道。是非歩いてこのあたりを散策してみて下さい。