昨年の大徳寺での紅葉
先日所用があり大徳寺へでかけた所、特別公開をしている塔頭がありました。
いずれも普段は非公開の寺院ですので、秋の京都へのご旅行を計画されている方は、是非訪れてみられてはいかがでしょうか。
【黄梅院】
春林宋俶を開祖とする小庵・黄梅菴を前身とし、天正年間(1573~92)に豊臣秀吉・小早川隆景らの帰依のもと改築されました。本堂や庫裡などは重要文化財に指定されています。また、千利休による直中庭の他、武野紹鴎作の囲式四畳半の茶室「昨夢軒」なども見ごたえがあります。個人的には直中庭にある加藤清正が朝鮮より持ち帰ったという灯籠が素晴らしいと思っています。
期間:2007年10月6日(土)~31日(水)、11月13日(火)~12月9日(日)
時間:10:00~16:00
【興臨院】
大永年間(1521~1528)に能登の守護畠山左衛門佐義総が建立し、天正九年(1581)に前田利家により改修が行われ、以来、前田家の菩提寺となりました。
こちらのお寺のもみじの大木の紅葉は、えもいわれぬ美しさです。
期間:2007年10月6日(土)~12月16日(日)
時間:10:00~16:00
いずれのお寺も、法務などで拝観休止の事もあります。ご了承下さい。
【第8回 西村惠信所長と行く“禅と文化”の旅 参加者募集中!】