国分寺 -徳島市-


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徳島市内にある、四国八十八箇所第15番の国分寺を訪れました。
こちらは、天平時代に聖武天皇の勅命により建立された-金光明四天王護国之寺-です。
境内は「阿波国分寺跡」として県の史跡に指定されています。
建立時は法相宗の寺院として、発掘調査などにより、七堂伽藍を有する大寺院であった事がわかっているそうです。
また、弘仁年間(810~824年)に空海(弘法大師)が巡錫した際に真言宗に改宗したとされます。本堂横に大師堂があり、お遍路さん達が熱心に経を唱えていました。
現在は、江戸時代、蜂須賀家の命により復興したこともあって、曹洞宗の寺院となっています。
それにしましてもこちらの本堂、薬師如来が本尊なのですが、正面からというより、建物の横から拝ませていただいているような感じで不思議な感覚でした。

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裏手にまわると、立派な石がごろごろと。本堂はこちらが正面のような感じもします……。
それにしましても、たくさんあるので気付きにくいかもしれませんが、どの石も素晴らしい風格です。さすがは四国!
ただいま改修中ですが、阿波国分寺庭園として有名な石庭。修復が終わったらまた是非見てみたいものです。

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