大理喜洲 -中国-


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雲南省大理にある喜洲は、大理古城から距離にして19キロほどの所にあるペー(白)族の村である。唐代の南昭国の時代にはここには王宮が建てられ、 南詔国の重要な軍事拠点となり、西南シルクルート中の重鎮として栄えたという。
訪れた厳家大院は、明 ・ 清 ・ 民国時代に造られた「三房一照壁」「四合五天井」というペー族の民居を代表するもので、家屋には精密な彫刻が施され、白い壁には優美な絵が描かれている。
住居の屋上から眺める街並みは、緩やかな曲線の屋根が続き、往時の面影を今に伝えている。

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